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バトンが来た時のこと

 

ダブが3歳くらいになったころ、

「ダブが5歳になったら2頭めを迎えよう・・・」

と、父ちゃんと話してました。

  

でも、dabatolaはそんなには気乗りはしていませんでした。

なぜなら、ダブはとっても弱虫で・・・、

どんなワンコがきても

きっと負けてしまうんじゃないかという不安があったからです。

しかも、まったく落ち着きもなく

お兄ちゃん犬になれそうな要素が

何一つと見当たらなかったのです・・・。

 

  

    

ダブが4歳になったころ・・・

たまたま

そのお話はやってきました。

  

「イングリッシュポインターの仔犬が生まれたんですけど、

どうですか・・??」

  

父ちゃんの知り合いの知り合い・・・

  

予定よりも1年早いけど、父ちゃんは食いつきました。

dabatolaはまだ不安のほうが勝って、「う~~~ん・・」って感じ。

 

まだ、産まれて間もない仔犬たちの行き先はまったく決まってなくて

10頭の仔犬の中から1番に選ばせていただけるらしい・・・。

 

父ちゃんは

「とりあえず、見るだけ!

見るだけ見せてもらいに行こうぜ!!」

と、行く気マンマン。

  

dabatolaはつられるように

「う・う~~~ん・・・。

ま、見るだけなら・・・・」

  

と、お家まで伺って仔犬を見せていただくことに・・・

  

  

伺うと、

そのお宅のリビングに10頭の仔犬たちを連れてきてくださいました。

  

・・・・わらわらわら・・・・

うじゃうじゃうじゃ・・・

  

「うっっきゃーーーー!!!!」

「か”わ”い”-----!!!!!」

 

だいたい・・・

犬好きが仔犬を見てかわいいと思わないわけがございません。

んま、ある意味、父ちゃんの作戦勝ちです。

  

お父さん犬 お母さん犬 も見せていただきました。

カッコいいですぅ~~~!!

お父さんもお母さんも現役の猟犬だそうです。

なるほど!ワイルドです。

  

すっかりメロメロになって・・・

でもその日はなんとか

「しばらく考えさせてください・・・」

と後にしました。

  

その時はE・ポインターっていう犬種のことを

ほとんど何も知らなかったので・・・

  

その日からE・ポインターについて調べまくりました。

猟をするわけでもない我が家が迎えていいものかどうか・・・

気性はどんなもんか・・・

ともかく、ダブとうまくやっていけるかどうか・・・

  

  

すると、どうやらE・ポインターっていう犬種は

見た目よりも随分と温和で、いいんじゃない・・・??

的、結論にいたりました。

・・・ま・・・結局は個体によるんですけどね・・・。

  

  

で、そこからは速かった。

  

再び伺って1頭を選ばせていただいたのです。

  

しかーーーし。

似たような10頭の中から1頭を選ぶなんて・・・

むずかしい~~~!!

  

まず、10頭の中で1番目を引く仔は

長男くんでした。

1番骨格もしっかりしていて、男前。

物怖じしない、明らかにいい仔です。

「おいで~~~」

と声をかけると1番にとんで来ます。

そこの飼い主さんも一押しでした。

  

ダブがいなかったら間違いなくこの仔を選んでたと思います。

  

シュッっとした男前

やんちゃそうな仔

遊びが大好きそうな仔・・・

  

ずーっと見てると同じようで、実は全然違う性格がなんとなく

見えてきました。

  

そこの飼い主さん的には3頭くらいの仔を指して

「このあたりがいいんじゃないですかね~~」

と、いってくださってました。

  

「そうですね~~~・・・」

とかって言いながら、まだ決めあぐねておりました。

「う~~ん・・・やっぱりあの長男くんはいいなぁ・・・」

「でも、アノ仔だと絶対ダブは尻にひかれる・・・・」

「それはマズイでしょ・・・」

「じゃ、あっちの男前くんにするか・・・」

「う~~~ん・・・。でも、ウチに男前は似合わんなぁ・・・」

「じゃ、あっちのとっても陽気な仔はどうだ・・・??」

「う~~~~~ん・・・」

「ウ~~~~~~~~~~~~ン・・・・」

 

  

その時、ふと見ると・・・

  

みんなの遊びから少し離れたところでひとり・・・

ソファーから垂れ下がってたクッションの房に興味津々で、

ひとりでおもしろ遊びをしてる仔が・・・。

  

「おい、キミ!」

 

呼んで見ると

クルッと振り返ってこのポーズ・・・。

  

  

  

ちょっとこの写真ではわかりにくいですね・・。

小首をかしげるバトンお得意のポーズなんです。

  

これをやられた日にゃ・・・

一発でイチコロです・・・

  

それまで候補に挙がってた仔はすべて吹っ飛びました。

  

「この仔にします!!」  

  

そこの飼い主さんも一瞬、唖然・・です。

「え????その仔ですか???」

  

全くのノーマークな仔だったのです。

  

念のため離れたところからもう一度呼びかけてみます。

そしたら、真っ先にやってくる長男くんやイケイケゴーゴーくん

たちには大きく遅れををとって、

後ろのほうでボーっとしてます。

かといって決して暗い感じではなく、

近寄って一緒に遊ぶととても楽しそうに遊びます。

  

dabatolaは確信しました。

「絶対!この仔!」

「この仔ならダブともうまくやっていける!!」

  

そこの飼い主さんはまだ

「ホントにその仔でいいんですか???」

などと言うておられます。

 

「はい!この仔にします!」

  

直感・・・としか言いようがありません・・。

  

  背中のブチが雪だるまが二つ並んでるようだということで

「ユキ」くんと呼ばれておりましたっけ・・・。

今ははその雪だるまはつながって「いもむし」みたいな模様になってますけど。

 

 

そしてその1ヶ月後くらいでしたか・・・

再びバトンをお迎えにいったのでした。

  

  

あれから3年・・・

  

私がいうのもなんですが・・・・

バトンはほんとにいい子に育ってくれました。  

ダブは、なんとかお兄ちゃんの座をキープしつつ、

しかし、ほかのワンコにいじめられたときには

バトンに助けてもらうっていう

じつに都合のいいポジションを確保しております・・・。

  

  

 

 

これからも よろしくね・・・。

  

 

 

  

 

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テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

コメント

「一発でイチコロ」

って…。

わかるけど、わかるけど…。



一度会いたいなあ、お3匹さんに。


Elan父さま

ですよね~~~・・・。
私もエランくんにお会いしたいです。
かなりの男前との噂・・・うふっ。

小首をかしげるポーズv-238
これをやられると、そりゃたまりません。
連れて帰りたくなります!

マイさま

そーなのぉ~~~~!!
あれは脳殺ポーズなのだ。

連れて帰るのは大鉢でお願いします・・・。

そういえば・・・・

唐草犬を選びにいった時もワラワラいる中かから選びました。
ブリーダーさんが手にとって熱心に説明してくれていて~よし!
お願いします!!って言った時に・・・・・ブリーダーさんが手にしていた子ではなく・・・・隅で爆睡してたのが唐草犬です。

寝る子は育ちました!!精神年齢は育たなかったけど・・・・。

唐草犬さま

うわっはっはっは・・・!!
そうなん?!後ろで爆睡しとったん???

それがチャンポンね~~~・・・しみじみぃ~~~。
 
お互い、選ぶべき仔を選んだよね~~~。
・・・と、思います。

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プロフィール

 

dabatola

Author:dabatola
~主な登場人物~

dabatola・・寝る時に至福の喜びを感じる。大阪在住の丙午生まれ

父ちゃん・・一応、我が家のボス。良いも悪いも少年の心を持ち続ける寅年生まれ

ダブ・・なでてもらうことが何より最高の喜び。だれかれとなく愛想を振りまくるゴールデンレトリーバー8歳

バトン・・よく寝てよく遊びよく食べる。規則正しい生活がモットーのイングリッシュポインター4歳

コトラ・・身体は小さくとも気の強さは我が家イチ!!小さな虎の異名をもつヨーキー×チワワ5歳

 

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